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サルファーインデックス受託解析のサンプル数に関して

条件1:サンプル数が1検体の場合

LC-MS/MS解析作業から、検出された化合物群を報告します。
化合物群からの数値情報は、内部標準を1とした場合の相対比になります。
相対値であるためグラフの縦軸を比較することはできません。

 


 

条件2:サンプル数が2検体の場合

LC-MS/MS解析作業から、検出された化合物群と、相対定量で求められた情報を報告させて頂きます。
相対定量の結果から、各化合物の増減の変化を確認する事ができます。





 

条件3:サンプル数が3検体以上の場合

LC-MS/MS解析作業から、検出された化合物群と、相対定量で求められた情報を報告させて頂きます。
相対定量の結果から、化合物の増減の変化、さらには、多変量解析から得られた情報によるプロット図を報告させて頂きます。

下図は、モデル生物の血清サンプルを解析し、多変量解析で得られたプロット図です。
正常モデル(Control、3検体)と、病態モデル(Sample、3検体)のプロット図から、2つのグループに分かれる事が確認できます。
プロット図から、同じグループ内でも類似したサンプル、また、大きく異なるサンプルがある事が確認できます。
多変量解析の結果から、各化合物の相関係数、プロット図への各化合物の寄与情報も、ご報告します。
左図では、相関係数が高い化合物群を黄色表示しています。



多変量解析は3検体から解析可能です。
ただし、3検体の場合は、プロット位置が分かれてグループを構成しません。
4検体の場合は、グループには分かれる場合もありますが、もう少しプロット情報を追加したい印象です。


 

 

補足資料:短鎖脂肪酸の解析結果

サルファーインデックス解析作業を行ったサンプルから、短鎖脂肪酸の解析を行う事も可能です。
上記解析を行った血清サンプルの残りを使用して、短鎖脂肪酸の解析を行った解析結果から得られたプロット図になります。